食卓
2017年 05月 26日
中学校生活も2ヶ月が過ぎようとししています。
毎朝ルーティンワークのごとく一連の流れを済ませ7時前には家を出るひな。
ゴミの日の前日夜にゴミ出しを伝えると、ちゃんとゴミ出しもやってくれます。
とても逞しく頼りになる子になりました。
2歳の時。
忘れもしないあの時。
正式に離婚が決まり、養育費もなく、慰謝料ももちろんなく、ひなを連れて実家から離れたアパートで2人の生活をスタートしていた私。
子育てとパート仕事、不安定な収入での生活に不安ばかりが募る毎日。
体調を崩し、心身ともに弱り切っていた私。
何もかも嫌になり、ただただ塞ぎ込み泣き続けていた私。
「ママ、ひながいるから大丈夫だよ!」
小さな彼女は私をぎゅっと抱きしめ、いい子いい子してくれました。
そして、その小さな体で、重い掃除機をなんとか引っ張って持ってきてこう言ったのです。
「ママ、疲れちゃった?ひながお掃除するからねんねしててね!」
声をあげて泣きました。
正直、死ぬことも考えていました。
どこにロープを引っ掛けようか、考えていた時もありました。
でも、この日のこのひなの行動が私を救い、強くしてくれました。
この子を守るのは私だと。
今でも事あるごとに思い出します。
この時の光景を。
私が頑張れたのはひながいたから。
ありがとう。
あなたがいてくれたからママは踏ん張って頑張れました。
あなたが成人するまでは元気でいようと思います。
ママの今の幸せは、夕飯の時間にあなたと一緒にご飯を食べられる事です。
貯金も底が見えてきて、あの頃よりも実は火の車状態だけど、死のうと思う事もなく肝据えて暮らしているのはママが強くなったのもあるけれど、あなたが逞しく、そして何より毎日楽しく生きているからだと思います。
あなたが楽しそうにママに話しかけてくれる事。
スヤスヤ眠る可愛い寝顔を見る事。
その度に、この子の幸せを奪うわけにはいかないって。
もう少し頑張ろうもう少し頑張ろう。そうやってここまで頑張れた。
今は人生で最大のピンチな気がしますが、ママはいつものように頑張ってみるよ。
by yoshiehina412
| 2017-05-26 19:22